実は稼げる宝塚記念。今年の「金星候補2頭」がキタサンをやっつける

 長い歴史の中でも、稀(まれ)に見る"断然ムード"となっている今年のGI宝塚記念(6月25日/阪神・芝2200m)。もちろん、その中心にいるのは、キタサンブラック(牡5歳)である。

 GI通算5勝。今年に入ってから、GIに昇格した大阪杯(4月2日/阪神・芝2000m)を制し、GI天皇賞・春(4月30日/京都・芝3200m)でも圧倒的な強さを見せて連覇を達成した。5歳を迎えて、非の打ちどころがないほどの完成期に入っており、早くも今年3つ目のタイトル獲得を狙う。

 万全の態勢に加え、今回は相手関係にも恵まれた。最大のライバルとなるサトノダイヤモンドが不在で、新たな強敵の参戦もない。11頭立てという少頭数での一戦は、それこそGI6勝目をお膳立てするかのような状況だ。

 とはいえ、上半期最後のGIでひと儲けして、気持ちよく締めくくりたい"穴党"も決して少なくはないだろう。そんな方々のためにも、ここでは一発が狙える伏兵馬がいないかどうか探っていきたい。

 そこでまず"朗報"をお伝えしたい。過去10年の宝塚記念は、波乱の傾向にあるということだ。例えば、勝ち馬の単勝人気を見てみると、5番人気以下の伏兵が5勝もしているのだ。

 2010年には、8番人気のナカヤマフェスタがGI初勝利を決めて、単勝は3780円の高配当がついた。また、2015年には6番人気のラブリーデイが勝利した。このときの単勝配当も1420円とまずまずだったが、すごかったのは3連単だ。2着に10番人気のデニムアンドルビー、3着に11番人気のショウナンパンドラが飛び込んできて、52万8510円という高配当となった。

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