J1で首位争いの柏とC大阪。共通点は「育成型」と「監督の決断力」

【福田正博 フォーメーション進化論】

 まもなく折り返しを迎えるJ1リーグは、柏レイソルが首位に立ち、勝ち点2差でセレッソ大阪が2位につけている。この2チームに関しては、開幕前からいい戦いをするだろうと予測をしていたが、正直、首位を争うまでとは思っていなかった。

 シーズン序盤は、両クラブとも思うように勝ち星を掴めていたわけではない。柏は第6節まで2勝4敗。C大阪は第2節で浦和に1−3で敗れ、続く第3節では同じ昇格組の札幌相手に先制しながらも引き分け。どちらも攻守が微妙に噛み合っていない印象だった。

 それが、柏は第7節の神戸戦から第14節の浦和戦まで8連勝。第15節の甲府戦は引き分けたものの、アウェーで勝ち点1を積み上げた。一方のC大阪も、第4節のサガン鳥栖戦で今季初勝利を挙げてからは、第15節まで8勝3分1敗。この1敗は柏との直接対決で喫したものだ。

 共に開幕直後とは見違えるような結果を残すことができているのは、前線からの守備を見直したことが大きい。

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