気がつけば11位の神戸。ポドルスキを「宝の持ち腐れ」にするなかれ

 開幕4連勝――。幸先のいいスタートを切ったヴィッセル神戸だったが、気がつけば主役の座から引きずり下ろされ、順位表の中位を彷徨っている。

 シーズンの約半分となる第16節を消化して、7勝2分7敗の11位。17得点・17失点と、白星も得点も貯金ゼロである。

 昨季は年間順位で7位、セカンドステージに限れば2位と躍進を遂げた神戸は、今季の開幕前に初タイトル獲得への「本気度」を示していた。FW田中順也(←柏レイソル)、MF高橋秀人(←FC東京)、MF大森晃太郎(←ガンバ大阪)と各ポジションに実力者を迎え入れ、さらには元ドイツ代表FWルーカス・ポドルスキ(前ガラタサライ)の今夏加入も発表。3シーズン目を迎える知将・ネルシーニョ監督のもと、悲願成就へ機は熟したかに思われた。

 開幕節で昨季得点王のFWレアンドロが左ひざじん帯損傷の重傷を負うアクシデントに見舞われたものの、MF中坂勇哉ら若手の台頭を促しながら、スタートダッシュに成功。試合をこなすなかで新加入選手たちも徐々にフィットしていき、一時は首位に立った。この勢いをポドルスキが合流する夏まで保てれば、タイトル獲得も現実味を帯びてくる。そんな予感さえ漂わせていた。

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