ヤンキースの若き大砲も脱帽。「ダルビッシュの緩急はとてつもない」

 6月23日(日本時間の24日朝)、ヤンキースタジアムで田中将大(ヤンキース)とダルビッシュ有(レンジャーズ)が展開した珠玉の投手戦は、多くのベースボールファンを痺れさせた。2人で合わせて15イニングを無失点に抑え、合計で19奪三振を記録。不振に悩んでいた田中の復活劇が騒がれたが、強打のヤンキース打線を敵地で7回まで2安打、無四球、10奪三振に封じたダルビッシュのピッチングも圧巻だった。

 特に注目を集めたのは、この日まで打率.329、25本塁打、57打点という好成績を残していたヤンキースの"巨人"アーロン・ジャッジ外野手との対戦である。2年目にして完全開花した身長201cmのジャッジは、三冠王も狙える新たなスーパースター候補。そんな25歳の若き大砲も、この日はダルビッシュを打ち崩せなかった。

 第1打席はスライダー、ツーシームでダルビッシュがジャッジを追い込むと、最後は73マイルのスローカーブで空振り三振。第2打席は96マイルの速球でボール1としたが、2球目の94マイルのフォーシームでショートゴロに打ち取った。

 そして特に興味深かったのは第3打席だ。まず95マイルの速球でファウルを打たせた後、30歳の右腕は71マイル、65マイルのスローカーブを連投する。最後はカウント3−2から、ダルビッシュが95マイルの快速球を投げ込み、ヤンキースの3番打者をまたも空振り三振に切って取った。

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