レアル残留が濃厚も...C・ロナウドにブチ切れ移籍騒動が多発する背景

 クリスティアーノ・ロナウドの移籍騒動はレアル・マドリード残留で決着しそうだ。

 騒動の発端は、コンフェデレーションズカップの準備をしていたポルトガル代表の合宿中の出来事だった。スペインの検察当局がクリスティアーノ・ロナウドを脱税疑惑で告発してから数日後、代表のチームメイトに「もうスペインに戻ることはない。考え直すことはない」と伝え、レアル・マドリード退団を決断したと、ポルトガル紙ア・ボラが伝えた。

 チームを12度目のチャンピオンズリーグ(CL)王者、33度目のリーガ王者に導いたエースの退団宣言は、スペイン、ポルトガルはもちろん、欧州、そして世界中に大きなインパクトを与えた。すぐさま、古巣のマンチェスター・ユナイテッドやパリ・サンジェルマン、資金が豊富な中国クラブの名前が、新天地として候補に挙げられた。

 だが、レアル・マドリード側は特に慌てた様子はなかった。会長のフロレンティーノ・ペレスは地元ラジオに出演した際に「代表仲間にそういう話をしたという報道を聞いただけ」と語り、本人からは移籍志願の話は聞いていないと、気にした様子は見せなかった。またある時は、泣きながらペレス会長に近づいてきたファンの子供が「C・ロナウドを退団させないで」と懇願したのに対して、「大丈夫。C・ロナウドはマドリードで引退するよ」と優しく諭したという。

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