訴訟、大ポカ、監督解任...。飛行機事故のシャペコエンセが再び苦境に

 昨年11月末、コパ・スダメリカーナ決勝に出場するための遠征中に起きた飛行機墜落事故で、選手、コーチングスタッフ、クラブ役員のほとんどを失ったブラジルの中堅クラブ、シャペコエンセが、いまピッチ内外で苦境に立たされている。

 今年初めのサンタカタリーナ州選手権で、2年連続6度目の優勝を達成したところまではよかった。また、南米クラブ王者を争うコパ・リベルタドーレスでも奮闘し、第5節で昨年のアルゼンチン王者ラヌースを敵地で撃破。1次リーグ突破に向けて、大きく前進した。

 ところがその後、以前の試合で退場処分を受けて3試合の出場停止処分を科されていたCBが、1試合欠場しただけでラヌース戦に出場していたことが判明。勝利を取り消されて1次リーグ敗退が決まった(ただし、最終節で勝ってグループ3位となり、コパ・スダメリカーナに回った)。

 当初、クラブ側はこの失態について「南米サッカー連盟からしかるべき連絡を受けていなかった」と主張していたが、実際にはクラブの担当者が連盟からのメールを見落としたか、勘違いをしていたらしい(クラブは何が起きたかを明らかにしていないため、真相は藪の中)。地元メディアとサポーターから、「せっかくの選手たちの頑張りが、フロントのミスで水の泡になった」と痛烈に批判された。

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