名コーチ・小倉さんが比べる、 松井秀喜、筒香嘉智、そして清宮幸太郎

 横浜高校のコーチ、野球部長として、教え子たちを甲子園の春夏連覇をはじめとする数々の栄光に導いてきた小倉清一郎氏。いまはフリーな立場から各地でアマチュア野球指導を行なっているが、もちろん高校野球への目配りも欠かしてはいない。そんな小倉氏に、今夏の主役のひとりとして注目される早稲田実業の清宮幸太郎について、過去のスラッガーとも比較しながら評価を聞いてみた。

──小倉さんといえば、他校を徹底的に分析する「小倉メモ」が有名ですが、対戦するチームの戦力を見るとき、どこに注目しますか。

小倉 やっぱり、ピッチャーですね。140キロのストレートを投げるピッチャーでも、伸びがなければそんなに怖くない。133、134キロでも空振りをとれる球があれば警戒する。どういう決め球があるのか、どういう配球パターンを持っているのか、そのあたりをチェックして、「このピッチャーはなかなか手ごわい」とか「これなら、ひと回りすれば攻略できる」などと判断します。

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