最後の全米女子オープン。宮里藍が自らメジャー制覇の可能性を分析する

「小さい頃から、この試合に憧れて、この試合で勝つことを目標としてきた。だからこそ、ここまでアメリカで戦えたのだと思う」

"最後"の全米女子オープン(7月13日〜16日/ニュージャージー州)開幕を控えた宮里藍(32歳)は、仲のいいカリー・ウェブ(42歳/オーストラリア)、アザハラ・ムニョス(29歳/スペイン)らとの練習ラウンドを終えると、感慨深そうにそう語った。

 全米女子オープンは、女子ゴルフ界最高峰の大会だ。この舞台で勝つこと――それが、11年前に世界を目指してアメリカツアー参戦を果たした宮里藍の、最大の目標だった。

「でも、今さらながら(当時は)よくそんなに大きな目標を持つって言えていたな、と思う(笑)」

 宮里藍は当時を思い出して、自嘲気味に笑った。

 過去2年は出場を逃しているが、全米女子オープンには2005年の初出場から計10回参戦。2009年、2011年と2度、6位になったのが最高位だ。過去10度の挑戦を振り返って、宮里藍はこう語った。

「とにかく、いろいろなコースを回ってきたなという感じです。セッティングがあり得ないくらい難しいコースもあったし、とてもフェアなところもあった。天気によってこれだけ違うのかと思ったコースもあって、自分を成長させてくれた試合のひとつです」

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