イチローの苦悩がわかる。アトリーが語る「代打で試合に出る難しさ」

「やっぱり、体力がなくなっていますね。(休日の)昨日もここ(敵地の球場)に来て(自主トレーニングを)やるし、できることはやっているんですけど......それでも足りないですよね。ゲームの体力と違うもんね。(体が)ふわふわしている感じ。でも、これ以上できないから。走ったりするぐらいしかないもんね。そんなこと(状況打破の方法は)わからないですよ。(そんな状況で安打が)1本出て、全然気持ちは違うし、1本出すのは難しい」

 少し前の話になるが、5月23日、15試合ぶりに先発出場したイチローは、オークランド・アスレチックス戦のあと、そのように複雑な胸中を明かしていた。

 それからも厳しい状況が続く。7月13日現在、マイアミ・マーリンズは87試合を戦ったが、イチローの名前がスタメンに記されたのはわずか12試合。精密機械のエンジンがかからないまま、打率.220と低迷している。

 マーセル・オズナ、クリスチャン・イエリッチ、ジャンカルロ・スタントンが並ぶマーリンズのレギュラー外野陣はメジャー屈指。彼らにケガや余程の成績不振がない限り、イチローが先発で出場することは厳しいと言わざるを得ないのが現状だ。

 そんなイチローの気持ちを理解するベテラン選手がいる。フィラデルフィア・フィリーズで6回のオールスター出場を誇るチェイス・アトリーだ。今年38歳を迎えるアトリーは今シーズン、ロサンゼルス・ドジャースの控え内野手としてプレーしている。

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