31歳のシャルケ新監督、内田篤人を左サイドでテスト。その結果は?

 15日、シャルケの今季2試合目の練習試合の相手は3部パーダーボルンだった。この時期の練習試合の相手としては、3部のチームはかなり強い部類に入る。しかも3部は開幕まであと2週間に迫っており、始動から間もないシャルケよりもコンディションは格段に上だった。試合は1−0でシャルケが勝利したが、1週間前に行なわれた6部のチーム相手の試合(9−1でシャルケが勝利)とは全く感触が違っていた。

 試合前、ウォーミングアップをする内田篤人の様子が少し違って見えた。いつもは攻撃陣がシュート練習などをしている間、内田は右SBに入ることを想定してダッシュをしながら視野を確認したり、クロスを入れたりしている。だが、この日はその視線の向きが逆のように見えたのだ。

 一瞬、こちらの勘違いかと思ったのだが、蓋をあけてみれば3−4−3の中盤の左で起用された。本人としても全くの想定外だった。

「疲れた。左だったしね。しかも俺だけ90分。最後はセンターバックまでやったし。ああ、疲れた」

「疲れた」を連発するのも当然だろう。この日は慣れない左MFに入っただけでなく、GKを含めて全員が交代するなかで、内田だけがフル出場。そして本人の言葉にもある通り、58分を過ぎたあたりからはセンターバックとしてプレーした。すべてがあまりにも想定外だった。

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