「メッシ依存症」のバルサ。 ユーベに圧勝も、もしエースを欠いたら...

 UEFAチャンピオンズリーグが開幕し、グループリーグ初戦でバルセロナがユベントスを3−0で下した。

 昨季の準々決勝の再現となる顔合わせで、拮抗した接戦が期待された強豪同士の対決も、終わってみればバルサの大勝。華麗なる"メッシ・ショー"となった。

 リオネル・メッシは自ら2ゴールを決め、残る1点も、メッシのクロスが相手DFにはじかれたところをイヴァン・ラキティッチが押し込んだもので、実質メッシのアシストと言ってもいい。つまりは、2ゴール1アシスト。この日のバルサのチャンスは、ことごとくメッシのプレーから生まれていたことを、数字もしっかりと物語っている。

 結果的に大差となったこの試合において、勝負の流れを大きく決定づけたのは、前半終了間際に生まれたメッシの先制点だろう。

 メッシは中盤で縦パスを受けると、前を向いてそのままドリブル。ペナルティエリア手前でルイス・スアレスとの高速ワンツーを決め、左足で豪快に蹴り込んだ――と、文字にすれば、簡単そうなゴールである。

 しかし、メッシがドリブルをしている時、ペナルティエリアからバイタルエリアにかけてのゴール前には、十分にユーベDFの数が揃っていた。そこにシュートまで持ち込めそうなスペースは見当たらなかった。

 ところが、メッシはスアレスとのパス交換によって相手DFを少しだけ動かすと、左足を一振りだけできる時間と空間を確保。まんまとワントラップシュートを決めてしまうのである。

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