CS進出へ「ここからが勝負」と語る山崎康晃は、昨年とは別人のよう

「昨年は自分のなかで手応えのないままCS(クライマックス・シリーズ)争いをしていたけど、今年はチームの歯車のひとつとして戦えている実感がある。苦しいこともあったけど、手応えを感じています」

 横浜DeNAベイスターズの山崎康晃は、「歯車」という言葉を強調しながら、好戦的な表情を見せた。

 今シーズンここまでの成績(以下データは9月15日現在)は、チーム最多の61試合に登板し、4勝2敗23セーブ、14ホールド、防御率1.69。守護神として抜群の数字を残している。

「去年まではコンディショニングも含め、自分が何をやっているかわからない状態だったのですが、今年はここにきて自分のやりたいことができています」

 昨年、山崎は夏場に調子を崩し、シーズン終わりまで完全に復調することはなかった。今シーズンを迎えるにあたっては、ラミレス監督からひとつ宿題が出されていた。それは横浜スタジアムでの防御率の向上だ。山崎の昨シーズンのハマスタの防御率は5.50と惨たんたるものだった。だが今年は2.03と大幅に向上し、ラミレス監督の期待に応えている。

「シーズン序盤は特に意識していましたね。ただ人間なので、大丈夫かなという思いがボールに移ってしまったり、パフォーマンスに直結していたように思います。とはいえ、キャンプから取り組んできたことや、いろいろ苦労をしてきたことで精神的に強くなれた実感はあります。だから今は、ハマスタでいい感じでピッチングに入れるし、まったく苦手意識はありません」

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