「スタメンで出たかった」。大迫勇也の初ELアーセナル戦は16分で幕

「チーム戦術として『守備的にいこう』という話をしていたので、しょうがないかなと。出場時間が10分程度で、ちょっと足りなかったです」

 ケルンの大迫勇也は、試合後そうつぶやいた。

 9月14日に行なわれたアーセナルとのヨーロッパリーグ・グループリーグ初戦。チームは守備を重視した4−1−4−1のフォーメーションを採用し、FWの大迫はベンチスタートにまわった。

 ケルンは狙いをシンプルな堅守速攻に定め、相手ボール時は自陣で守備ブロックを構築。25年ぶりに復帰した欧州の舞台で気迫のこもったプレーを見せ、球際では激しく敵を潰しにいった。そのケルンが開始10分で先制。しかし、実力で優るアーセナルに巻き返され、後半に2つのゴールを許した。

 大迫に出番の声がかかったのは、1−2でリードされていた76分のこと。日本代表FWの投入でシステムを4−4−2の2トップに代えて攻撃姿勢を強めたが、「点を獲りにいくことには変わりはなかったですけど、いい形で相手にボールを持たれる時間が長くて。厳しかった」という。

 それでも日本代表FWは、中盤まで降下したり、サイドのスペースに流れたりして、攻撃の活性化を試みた。しかし、大迫にいい形でラストパスが入らず、さらに1点を奪われて1−3で敗れた。2分間のロスタイムを含めると、キャリア初となる欧州カップ戦の舞台は16分という短い時間で終わった。試合後、大迫は「ほんと10分程度しか出てないので。正直、スタメンから出たかった、という思いはすごくあります」とこぼした。

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