「中村奨成はプロでも中心選手」。国体で対戦した元プロ監督が太鼓判

 8時30分の試合開始にもかかわらず、スタジアムの外には長蛇の列ができていた。甲子園の歴史を変えた男は国体でも一番人気だった。シートノックのボール回しだけで観客がざわめくその強肩は、休日に早起きしてでも見る価値がある。目の肥えた愛媛の野球ファンも満足そうだった。

 愛媛国体・高校野球硬式2回戦の天理(奈良)戦では、2打席目に二塁打、4打席目にレフト前ヒット。守備では、ストライク送球で盗塁を阻止している。試合は10対1で7回コールド勝ち。「侍ジャパン」U-18で出場した「U-18 ベースボールワールドカップ」以来の試合を勝利で飾った。カナダで行なわれたワールドカップで、中村奨成は打率1割台、ホームランはゼロに終わった。普段使わない木製バットに慣れていないという点を差し引いても、期待はずれだったと言っていい。打撃は湿りっぱなし、スタメンマスクも古賀悠斗(福岡大大濠)に譲ることが多かった。

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