DeNAラミレス監督の「頑固采配」を支える、筒香ら選手との深い絆

「自分の信念を貫く監督です。とにかく選手たちを強く信頼していて、そういった部分では頑固者かもしれません。バントをしないなど、いろいろと批判を受けましたが、ラミレス監督はそれを承知の上で、データに基づいて采配しています」

 そう語るのは、今シーズンからアレックス・ラミレス監督の右腕として横浜DeNAベイスターズを支えた青山道雄総合コーチである。

 昨シーズン同様3位で2年連続Aクラス入りを決めたDeNAだが、特筆すべきは昨年の借金2から今季は貯金8と増やし、16年ぶりに勝率5割以上を記録したことだ。「どうスタートするのかではなく、どう終わるかが大事」とラミレス監督は常々語っていたが、まさにそれを証明したシーズンとなった。

 レギュラーに固定した宮?敏郎が首位打者を獲得するなど大当たりの起用もあったが、その一方で常識外れともとれる采配も目立った1年だった。

 シーズン序盤、なかなか調子が上がらなかった桑原将志を1番で固定し続け、同様に不振の倉本寿彦を9番で起用し、8番にはピッチャーを入れた。さらに6月下旬には筒香嘉智を4番から3番に配置転換するなど、その采配はたびたび物議を醸(かも)した。

 青山コーチはこれらの決断について、次のように語る。

「当然、我々としても意見を言わせてもらいましたが、最終的に決断するのは監督ですし、なぜこのような起用をするのか、きちんと説明は受けています。結局、責任はベンチが取ることですし、きっと監督には確信があったのだと思います」

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