呪われているのか、フロンターレ。はかなく夢は散り、8度目の準優勝

終了間際にはカウンターから2点目を奪われ、万事休す。川崎Fの夢は、はかなく散った。
 ポゼッションでもシュート数でも大きく上回りながら、スコアは0−2の完敗。採点や判定のない、ゴールがすべてを物語るサッカーというスポーツの揺らぐことのない真理が残酷な現実を浮かび上がらせた。
 C大阪の選手がカップを掲げる檀上の光景を、中村はどのような思いで見つめていたのだろうか。シルバーコレクターのレッテルは、チームだけでなく、中村にもまとわりつくものだ。
 それでも中村には、まだチャンスが残されている。残り3試合となったリーグ戦で、川崎Fは首位の鹿島に勝ち点4差の2位につけている(第31節終了時点)。たしかに状況は厳しいが、決して逆転が不可能というわけでもない。

「ここでシーズンが終わったわけではないので、どれだけここから切り替えられるかどうか。やっていくしかないと思います。まだ終わったわけではない。自分たちがここまでやってきたことがなくなるわけでもない」
 そう語気を強める中村が、シルバーコレクターの汚名を返上するときは、果たしてやってくるのだろうか。
■Jリーグ 記事一覧>>

前へ 1 2 3 4

関連記事(外部サイト)