バルサ完勝のクラシコ。3人のリーガ達人がマドリーの問題点を斬る

バルサ完勝のクラシコ。3人のリーガ達人がマドリーの問題点を斬る

バルサ完勝のクラシコ。3人のリーガ達人がマドリーの問題点を斬るの画像

蹴球最前線──ワールドフットボール観戦術── vol.3
 2018年も各地で最高峰の戦いが繰り広げられる欧州各国のサッカーリーグ。この企画では、その世界トップの魅力、そして観戦術を目利きたちが語り合います。
 サッカーの試合実況で日本随一のキャリアを持つ倉敷保雄、サッカージャーナリスト、サッカー中継の解説者として長年フットボールシーンを取材し続ける中山淳、スペインでの取材経験を活かし、現地情報、試合分析に定評のある小澤一郎──。
 今回のテーマは、前回に続いて、リーガ・エスパニョーラ(ラ・リーガ)の2大クラブ、バルセロナ(バルサ)とレアル・マドリード(マドリー)が対戦した伝統の一戦「エル・クラシコ」。3氏が試合後半のポイントを分析します。
◆リーガの達人3氏がクラシコ前半を語る前編はこちら>>

バルサのバルベルデ(左)とマドリーのジダン(右)、両指揮官の采配も結果を大きく左右した

倉敷 両チーム無得点で終わった前半でしたが、この試合は後半から流れが大きく変わりました。冒頭で小澤さんがバルサ側の修正点について触れていましたが、もう少しその部分を詳しく聞かせてください。
小澤 前半はメッシの運動量が極端に少なく、ほぼトップ下固定でプレーしていたため、パウリーニョが前線に上がってスアレスとツートップのようなかたちになっていました。エルネスト・バルベルデ監督はそこを少し修正して、後半はリオネル・メッシとルイス・スアレスをツートップにして、パウリーニョはトップ下というよりも中盤の右寄りでプレーさせていました。

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