武藤嘉紀が3連続ベンチ外でピンチ。3つの理由でポジションがない

スペイン人指揮官は武藤を「2トップ一角のセカンドストライカー」として捉えており、1トップを採用すると構想から外れてしまうのだ。

 この1トップシステムで戦術上のキーマンになっているのが、ベネズエラ代表FWのサロモン・ロンドン。189cmの長身で接触プレーにもめっぽう強いロンドンは、前線のターゲットマンとして機能しており、チームの絶対的な存在になっている。

 もっとも、ロンドンの存在価値は、ニューカッスルの戦い方と密接に関係している。

 ベニテス監督の狙いは「堅守速攻」。基本フォーメーションを「3−4−2−1」とし、守備時には5バックに変形して守備を固め、攻撃はクロスボールとロングボールの大味なアタックでゴールを狙うのだ。あくまでもニューカッスルの目標は「プレミア残留」であり、守備に重きを置いた手堅い戦い方で、着実に勝ち点を積み上げていきたいのだろう。
 この戦術のなかで、ポイントになるのがロンドンなのだ。ベネズエラ代表FWは強い身体を使ってクロスやロングボールを上手に収め、シュートやポストプレーでチャンスを生み出すことができる。最終ラインから闇雲にボールを放り込まれても、フィジカルを利して好機に変えてしまうのだから、これほど頼りになる存在もいない。

 一方の武藤は、プレースタイルが違う。

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