武藤嘉紀が3連続ベンチ外でピンチ。3つの理由でポジションがない



 とくに目を奪われるのが、攻撃時にガツガツと仕掛ける積極的な姿勢だ。スペースがあればパスを要求しながら突っ走り、スルーパスを引き出そうとチャレンジする。ボールテクニックと俊敏性、スピードにも優れ、ボールを受ければ危険なプレーでチャンスを生み出している。
 これまで、どこかのっぺりとした攻撃しか繰り出せなかったニューカッスルだが、アルミロンの加入で「攻撃のスイッチ」が入るようになり、迫力と勢いが格段に増すようになった。

 加えて、守備意識も高く、プレス&カバーのタスクも黙々とこなしている。そのせいだろう、デビューから3試合をこなしただけで、サポーターの心をがっちり掴んだ。ホームで行なわれた前節ハダースフィールド・タウン戦と今節バーンリー戦の2試合で、アルミロンの交代時に盛大なスタンディングオベーションが起きた。ロンドン同様に不可欠な存在になりつつある、といっても過言ではないだろう。

 このアルミロンの加入が、武藤にとって決定打となった。パラグアイ代表MFの補強で前線の駒数がひとつ増え、武藤は18人で構成される「メンバー枠」から押し出されたからだ。

 当然だが、ベンチ入りできなければ、試合には出場できない。ベンチに入ることができれば、試合中にシステムが変わり、途中交代で投入されることもあっただろう。

関連記事(外部サイト)