空中分解寸前にあるレアルの諸問題。「くそったれのシーズン」

空中分解寸前にあるレアルの諸問題。「くそったれのシーズン」

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「自分たちはくそったれのシーズンを過ごしている」

 1週間のうちに、アヤックスに敗れてチャンピオンズリーグ(CL)4連覇を逃しただけでなく、スペイン国王杯に敗れ、リーガ・エスパニョーラも、数字上は可能性が残されているだけで、現実的には逆転がほぼ不可能になったレアル・マドリード。悪夢のような時を過ごしているその現状を、ダニエル・カルバハルはアヤックス戦後のフラッシュインタビューでそう表現していた。


週明けにも解任が発表されるものとみられるサンティアゴ・ソラーリ監督(レアル・マドリード)

 普通のチームであれば、無冠で終わるのはよくあることであり、たとえ優勝しなくても、優勝争いを繰り広げたことで高い評価が与えられるだろう。だが、常に勝利を求められるレアル・マドリードは、優勝争いではなく、優勝をしなければいけないのだ。

 今シーズンのレアル・マドリードは、昨年までチームを文字どおりゴールでチームを牽引していたクリスティアーノ・ロナウドが退団し、得点力の低下を危惧する声が大きかった。しかも、突出したカリスマ性でチームを指揮していたジネディーヌ・ジダンも監督を辞任。ジダンは「勝ち続けるためには変化が必要だ」と、まるで沈む船から逃げるネズミのように、チームが落ち込んでいくことを予想していた。

 その予想が現実となるのに時間はかからなかった。

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