ゲーマー争奪戦も? サッカーの名門クラブが「eスポーツ」にご執心

テクノロジーの進化とともに、近年はその規模を急激に拡大させている。

昨年8月に開催された『FIFA eWorld Cup 2018』

 とりわけ、ジャンニ・インファンティーノ現FIFA会長が、2016年10月に発表した基本方針「FIFA 2.0」のなかでeスポーツ事業の強化を明記したことで、2018年大会からは『FIFA eWorld Cup 2018』に改称。昨年8月にロンドンで行なわれたグランドファイナルには各予選を突破した19カ国計32人のeスポーツプレーヤーが『FIFA18』で世界の頂点を争い、優勝者には賞金25万USドル(約2800万円)が与えられた(賞金総額は40万USドル/約4400万円)。
 ここまでくると、もはやeスポーツは単なる娯楽というより、ひとつの競技としてとらえるほうが自然だろう。では、なぜそこまでしてサッカーはeスポーツにエネルギーを注ぐのか? その理由は、ヨーロッパの一流サッカークラブがひと足先に推進してきたeスポーツ事業の例を見てみるとわかりやすい。
 たとえば、フランス随一のビッグクラブとして世界的に知られるパリ・サンジェルマン(PSG)は、2016年10月にeスポーツ事業を推進する新部署「PSG eSports」を立ち上げ、『FIFA』シリーズのプレーヤー2人と契約。その他、サッカーゲーム以外にも、世界で最大の人気を誇るとされるアメリカのライアットゲームズ社のPCゲーム『League of Legends』のチームを結成し、ヨーロッパの大会(European Challenger Series)に挑戦するなど、本腰を入れてeスポーツに取り組んでいる(現在は『League of Legends』以外の6競技のチームが活動中)。

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