ゲーマー争奪戦も? サッカーの名門クラブが「eスポーツ」にご執心


 また、クラブから安定した報酬を受け取ることで、プロのeスポーツプレーヤーとして社会的に認知されることも、彼らにとっては大きな魅力となる。
 そのパリ・サンジェルマンは、昨年7月にシンガポールのeスポーツチーム「Team Flash」とパートナー契約を締結した。トップチームがインターナショナルチャンピオンズカップのシンガポールラウンドに参戦するタイミングで、eスポーツ部門の『FIFA』シリーズチーム2名を同行させ、「Team Flash」と共同で『FIFA』のエキシビション大会「PSG eSports Challenge 2018」を開催したのである。
 その大会に注目したゲームファンが、同時にシンガポールで行なわれたリアルのサッカー大会、インターナショナルチャンピオンズカップを戦うPSGにも興味を注いだ可能性は十分にあると見ていいだろう。
 もちろんPSG以外にも、積極的にeスポーツに力を注いでいるクラブは多い。2015年からeスポーツチームを立ち上げたドイツのヴォルフスブルクをはじめ、シャルケ(ドイツ)、ウェストハム(イングランド)、バレンシア(スペイン)、最近ではスペインのバルセロナも参画するなど、多くの有名クラブがeスポーツ部門を立ち上げている。
 現在eスポーツに参画するクラブは世界で150以上とされるが、そのなかには彼らが野蛮と判断したシューティングゲームを対象から排除するクラブもあれば、デンマークのFCコペンハーゲンの「Team North’s」ように、地元以外の地域でのブランディングのためにはそれも辞さないという哲学を持つチームもある。

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