日本男子スピードスケートの進化に、新濱立也の「鈍感力」が必要だ


 2日目に行なわれる500m第2レース、レーンは、ドローで決める事情もあり、新濱はまたしてもインスタートになってしまった。
 アウトレーンには、W杯種目別ランキング3位のホーバル・ロレンセン(ノルウェー)。
「最初の100mに関しては、ちょっと体が重くてあまり動かなかった」と言う新濱だが、ロレンセンには0秒11先行していた。
「ロレンセン選手はラストの400mが速いというのを知っていたので、自分の滑りで逃げることだけを考えていました。昨日は(高速レーンで)初めてのレースだったので、ちょっとビビりがあったけど、今日は1本滑ったあとなので、思い切りいけた」と言うように、自信を持って直線をグイグイ攻めた。
 そして最後のホームストレートでも力を出し切ってロレンセンを引き離し、前日の日本記録を0秒04更新する33秒79を出した。
 初日のレース後、新濱の33秒台の感想を問われた小平奈緒(相澤病院)は「単純にすごいなと思います。ただ明日もあるし、2本そろえて本物だと思うので気を抜かずに集中してやってほしい」とエールを送っていた。
 新濱も試合後、「1本だとフロックだと思われるけど、2本目でしっかりタイムを更新できたので、33秒を出せる実力があることを証明できたのではないかと思います」と顔をほころばせた。
 それに対してクリズニコフは、最下位の12位でも総合優勝が確定するためか、スタートから力を抜いた滑りで41秒28でゴール。

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