苦労が報われたホンダF1。開幕戦3位表彰台も喜んでいる場合じゃない

メルセデスAMGがセッティング面での問題を解決して大幅に速さを増したのに対し、レッドブルはまだ車体に問題を抱えたままだ。

 予選のアタックラップを見ると、メインストレートエンドの最高速はメルセデスAMGの319 km/hに対し、レッドブルは320 km/hとほぼ同等。しかし、高速のターン11通過速度はメルセデスAMGの260 km/に対し、レッドブルは254km/hと差が開く。低速のターン3ではメルセデスAMGの102 km/hに対してレッドブル98 km/hと、昨年のレッドブルの強みであった低速コーナーでもメルセデスAMGに後れを取っている。

 これが、レッドブルのヘルムート・マルコが語る今の課題だ。

「メルセデスAMGとのギャップが縮まったことには非常に満足している。予選に比べて、決勝ではこれだけギャップを縮めることができたんだから。
 しかし現時点で、我々のシャシーが大幅に劣っていることもわかっている。それが改善できれば、誰が前にいようと勝負を挑むことができる。今年の我々のパワーユニットはコンペティティブだから、我々が今やらなければならないのはシャシー側だ。つまり、シャシーが改善すれば勝つことができる。あとは、我々次第なんだ」

 3位表彰台という好結果を手に入れてもなお、レッドブルもホンダもそれに満足することなく、さらなる上を意識して気を引き締め直している。

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