森保ジャパン、初の完封負け。現在の課題はどこにあるのか?

もちろん会見上のコメントゆえ、すべてが本心とは思えないが、実際にこの試合で起こった現象からすると、正鵠を得た総括と受け止めていいだろう。
 そもそもカルロス・ケイロス監督はアジアカップでイラン代表を率いていた人物で、同大会準決勝では、自滅する格好で日本に完敗を喫した苦い経験がある。当然ながら、その対戦時から日本対策は織り込み済みだ。しかもこの試合は、コロンビアの監督として臨んだ最初の試合。アジアカップのリベンジに、初陣で白星スタートを切りたいというモチベーションが加わったため、典型的な親善試合とは少し違った展開となった。
 そのコロンビアはこの試合で4−2−3−1を採用し、1トップにファルカオ、トップ下にハメス・ロドリゲス(バイエルン)というビッグネームを配置。GKダビド・オスピナ(ナポリ)、右SBサンティアゴ・アリアス(アトレティコ・マドリード)、MFファン・フェルナンド・キンテーロ(リーベル・プレート)といった主力が負傷欠場し、MFカルロス・サンチェス(ウエストハム)とFWフアン・クアドラード(ユベントス)も負傷により長期離脱中だったものの、それ以外はほぼベストメンバーを揃えた格好だ。
 対する森保監督は、招集メンバーの部分で悩みを抱えていた。
 6月のコパ・アメリカは招待国として参加するために拘束力がなく、ヨーロッパでプレーする何人かの主力を招集できない可能性が高い。

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