森保ジャパン、初の完封負け。現在の課題はどこにあるのか?


 もっとも、カルロス・ケイロス監督のコメントにもあったように、前半のコロンビアの狙いが日本の縦パスを封じることにあったとすれば、コロンビアにとっても狙いどおりの前半だったと見ることもできる。
 実際、攻撃のスイッチ役の柴崎が前半に見せた縦パスはわずか3本。もうひとりのボランチ山口に至っては0本だった。
 また、アジアカップではボランチの縦パスが封じられたときはセンターバックからのロングフィードで活路を見出したが、この試合では冨安が前半に鈴木へのロングフィードを1本、昌子が前後半1本ずつサイドへのロングフィードを出したのみ。むしろこの試合で日本が見せた打開策は、サイドからのクロスだった。
 ただし、前半に7回、後半に8回試みたクロスにしても、タイミングと精度に課題は残った。しかもコロンビアの中央の守備には高さもあっただけに、グラウンダーなど球質の部分で工夫が必要だったと言える。
 その点で言うと、分析されたときの攻撃面の打開策という森保ジャパンの課題については、解決方法は持ち越しになったと言わざるを得ない。また、鈴木と南野による2トップのコンビネーションがほとんど見られなかったことも、このシステムを採用したときの攻撃面の課題として加えておくべきだろう。
 また、大迫が欠場したときの代役という課題も、解決策を見出せずに終わった。

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