バルサ監督が語るデータ活用術。「メッシに伝えること、任せること」



 そうなると、他の多くの場合と同じように、分析担当チームはヨハン・クライフが50年近く前に成し遂げたことを越えていないことになる。

 バルサのフットボールの父であるオランダ人のクライフは、70年代に選手としてバルサでプレーし、1988〜1996年に監督を務め、このクラブが今も続けているパスサッカーをつくり出したと言っていい人物だ。どの選手が正しい方向にターンしていたかという点について、クライフは何時間も熱弁を振るうことができた。一方で、選手の体格やスピードにはほとんど関心がなかった。

 いまデータ分析担当者の仕事の大半は、相手チームのビデオを見て編集することだ。もう10年もすれば、この仕事は自動化できるのではないかとバルサは考えている。そうなれば人間は、動画を分析して相手の弱点を探すことに、もっと時間を割くことができる。

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