革命進行中のバルサの社会貢献。難病の少年をVRでカンプ・ノウへ招待

革命進行中のバルサの社会貢献。難病の少年をVRでカンプ・ノウへ招待

革命進行中のバルサの社会貢献。難病の少年をVRでカンプ・ノウへ招待の画像

【サイモン・クーパーのフットボール・オンライン】バルセロナと「未来のフットボール」(4)

(1)から読む>> (3)を読む>>

 FCバルセロナの目標は、ただ勝つことだけではない。医学や栄養学、データ分析、バーチャルリアリティ(VR)など、さまざまな分野の研究を通じて、フットボールの進化をめざしている。シリーズ最終回は、2023年の完成に向けて進む本拠地カンプ・ノウの大リノベーション構想と、「クラブを越えた存在(MES QUE UN CLUB)」を自負するバルサの社会貢献策にスポットを当てる。

【スタジアム】

 クラブ関係者は口に出さないが、バルサはカタルーニャのナショナリズムを背負ったクラブから、グローバルな「エンターテインメント・ビジネス」に進化しているようだ。その変化をもっとも明確に表わしているのが、新スタジアムの計画。ワールドクラスの巨大なスタジアムを造り、買い物袋を抱えた観光客で埋め尽くそうとしている。


改修が計画されているバルセロナの本拠地、カンプ・ノウ photo by Getty Images

 バルサは2023年までに「すばらしい都市の中心に位置する世界最高のスポーツコンプレックス」を造る計画だ。その名は「エスパイ・バルサ(バルサ・スペース)」。

1 2 3 4 5 次へ

関連記事(外部サイト)