プレミア7年目の吉田麻也は、主審との駆け引きもスキルアップ

それだけに、試合終盤に高速カウンターから失点したことが悔やまれる。
 吉田個人に目を向けても、安定感のある守備で最終ラインを支えた。3−4−2−1の3バック中央として5試合連続の先発出場を果たし、DFラインを統率した。リバプールの両翼のサディオ・マネやサラーがライン裏に抜けてくれば、吉田は彼らについていってブロック。ブラジル代表FWロベルト・フィルミーノがバイタルエリアでボールを受ければ、吉田は前方に飛び出して潰した。
 1−1で迎えた65分には、フィルミーノが振り向きざまにシュート。吉田が身体を投げ出して止めると、英衛星放送スカイスポーツは「スーパーブロック」と褒めた。
 一方、英メディアで物議を醸すシーンもあった。
 後半、DFラインの裏に飛び出してきたギニア代表MFナビ・ケイタに対し、吉田はペナルティエリア内で足を伸ばしてブロック。ケイタは日本代表DFの足に触れて転倒したものの、主審はノーファウルの判定を下した。「駄目だと思って(足を)引いた。危ないと思って引いた」と吉田は説明したが、微妙な判定であったことは確かだ。

 だが、吉田によれば、その前に主審と駆け引きがあったと明かす。問題の場面は、前半36分のリバプールの同点弾にあった。オフサイドが見逃された結果、失点につながったことを後半開始前に審判団に説明していたという。

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