早くも宣言「近江が夏のV候補」。有馬諒を筆頭に個性派選手がズラリ

ひとつのことにこだわらず、個々にいろんな特徴があっていいと思います。最後にひとつの方向にまとまれば問題ないので」

 昨夏は甲子園ベスト8で金足農(秋田)のツーランスクイズにやられ、逆転サヨナラ負け。昨秋は甲子園を経験した主力4人を擁しながら近畿大会1回戦で報徳学園(兵庫)に2対5で敗れ、センバツ切符を逃した。

 もし近江がセンバツに出場していたら、優勝候補の一角に挙げられていたことだろう。春先の練習試合では星稜(石川)との一戦で「この試合が冬を乗り切るモチベーションでした」と語る林が1失点完投。1対1の引き分けに持ち込んだ。大阪桐蔭(大阪)相手にも快勝を収めるなど、「林が投げた試合はほとんど負けていない」(武田弘和部長)という。
 このチームの心臓部は、間違いなく捕手の有馬である。2001年夏に甲子園準優勝へと導いたベテラン指揮官・多賀章仁監督も有馬には全幅の信頼を置く。準優勝チームの正捕手を務め、現在はコーチを務める小森博之は「僕なんか1から10まで怒られていましたけど、有馬が監督から怒られることはほとんどないです」と証言する。

 エースの林は、有馬をこう見ている。

「精神年齢が僕らより高くて、私生活から常に落ち着いています。キャッチャーとして先輩にも思ったことを言えるのは、自分に自信があるからなんでしょうね。

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