佐藤琢磨、ポールトゥウィンの舞台裏。インディカー参戦10年目の進化

佐藤琢磨、ポールトゥウィンの舞台裏。インディカー参戦10年目の進化

佐藤琢磨、ポールトゥウィンの舞台裏。インディカー参戦10年目の進化の画像

サーキット・オブ・ジ・アメリカス(COTA)で行なわれたインディカー・シリーズ第2戦、佐藤琢磨とグレアム・レイホールを擁するレイホール・レターマン・ラニガン・レーシング(RLL)のマシンに優勝を狙う力はなかった。第3戦のバーバー・モータースポーツ・パークもCOTAと同じく常設ロードコース。そこで琢磨たちは、マシンのセッティングで新たな試みを行ない、金曜日の最初のプラクティスを走った。感触はまずまずだったようだ。


インディカー・シリーズ第3戦で優勝した佐藤琢磨

 しかし、金曜午後のプラクティス2で、RLLはマシンを正常進化させることができなかったばかりか、方向性を見失いかけた。その原因はソフト・コンパウンドのレッド・タイヤにあった。昨年と同一スペックが供給されるということだったが、生産から時間が経っていたためにコンパウンドが硬く変化し、想定していた性能を得られなかったのだ。

 ここでエンジニアやドライバーが混乱に陥れば、惨憺たる週末を送ることになる。しかし、RLLは適切に対応し、予選を前にしたプラクティス3では琢磨が5番時計をマークした。レイホールはコースアウトでセッションを終えたが、それはマシンの感触がよかったためにアグレッシブになりすぎたからだった。

 全チームに本来のスペックのレッド・タイヤが投入された予選。

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