佐藤琢磨、ポールトゥウィンの舞台裏。インディカー参戦10年目の進化

琢磨とレイホールはQ1、Q2をクリアし、揃ってファイナルに進んだ。2人とも今シーズン初のファイナルだ。

 他の4人はジェームズ・ヒンチクリフ(アロー・シュミット・ピーターソン・モータースポーツ)、スペンサー・ピゴット(エド・カーペンター・レーシング)、スコット・ディクソン(チップ・ガナッシ・レーシング)、セバスチャン・ブルデイ(デイル・コイン・レーシング・ウィズ・バサー・サリバン)だった。
 今年のバーバー・モータースポーツ・パークの路面は、昨年のものと比べてグリップが大幅に低下しており、チーム・ペンスキーとアンドレッティ・オートスポートという、このコースを得意としてきた強豪2チームが対応し切れなかった。驚いたことに、両チームのドライバーは誰ひとりとして予選のファイナルに進むことができなかった。開幕から2戦、連続でポールポジションを獲得したウィル・パワー(チーム・ペンスキー)でさえ、予選7位だった。

 予選ファイナルは、ユーズド・レッドをどれだけうまく使えるかが勝負になる。3段階ある予選だが、レッドは2セットしか供給されないからだ。ここで琢磨は、ブラックでの連続周回にトライ。しかし、その判断が正解ではなかったと気づくと、ピットに滑り込んでレッドにスイッチし、すぐさまコースに戻った。

 ウォームアップ1周の後、計測可能なのは1周だけだった。

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