土橋勝征が守備固めで危機一髪。秋山幸二の打球に「やっちゃった」

当時は、ベテランの八重樫(幸雄)さん、杉浦(享)さん、角(富士夫)さんがいて、そこに若手の池山(隆寛)さん、広澤(克実)さんが出てきた。さらに古田(敦也)さんが入ったり、飯田(哲也)が出てきたり。チームの雰囲気が変わって、若返り始めていた時期ですね。
――後に土橋さんはセカンドのレギュラーになりますが、当時は外野も守っていました。この頃に発行された『日本シリーズ公式プログラム』を見ると、「内野手・外野手」と書かれていますね。
土橋 でも、この頃はほぼ外野の方がメインでした。僕はずっと内野だったのに、野村(克也)さんが監督になって、「外野を守れ」と言われたんですよ。理由ですか? 当時、ライトの秦(真司)さん、レフトの荒井(幸雄)さんが、ともに左打ちだったんです。だから、相手が左ピッチャーのときに、「右打ちのバッターがほしい」ということで、僕や橋上(秀樹)さんに白羽の矢が立ったんだと思います。
――土橋さんと橋上さんの併用に当たって、それぞれの役割などはあったのですか?
土橋 いや、特にはなかったですけど、2人準備させておいてどちらか一方を残しておきたい。そういう狙いだったと思います。それまでは(小川淳司)監督との併用で、天秤にかけられていたときもありましたからね。
――もともとは内野だったのに、外野として守備固めの起用も多かったですよね。

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