土橋勝征が守備固めで危機一髪。秋山幸二の打球に「やっちゃった」

でも、これは僕のミスなんですよ。(映像を見ながら)あぁ、下がってる、下がってる。……ほら、打った瞬間、ちょっと下がっているでしょう?
――(映像を確認しながら)本当ですね。打った瞬間、少しだけ下がった後に、慌てて前進しています。
土橋 打った瞬間に下がっていますよね。このときの心境は「あっ、やっちゃった」って感じでした(笑)。そのときは、「落としたら1点入る。これで試合が決まっちゃう」と・・・・・・一瞬でそこまで考えたかは覚えていないけど、それぐらいの感覚はありましたね。だから、「捕った」ことよりも、「目測を誤った」という印象のほうが強いです。まあでも捕ったので、結果オーライでいいんじゃないですか(笑)。


映像を見ながら当時を振り返る土橋氏 photo by Hasegawa Shoichi

――この試合は岡林洋一投手がひとりで投げ抜き、結果的には延長12回裏に杉浦選手の代打サヨナラ満塁ホームランで劇的な勝利を飾りました。この試合の印象は?
土橋 杉浦さんは、僕の代打だったんですよ(笑)。シーズン中は打席に立たせてもらえる機会もあったけど、このときは相手投手が鹿取(義隆)さんだし、やっぱり杉浦さんが代打ですよね。もともと、日本シリーズでは打席に立つ機会も少ないと思っていましたから、「おぉ、郭泰源すげぇな」とか、そういうノリでした。

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