ロナウドの野望を粉砕。アヤックスはCL史に残る画期的チームだ

スコアはイーブンながら、ホームを戦う優勝候補の1番手、ユベントスは息苦しい戦いを強いられることになった。

 アヤックスとユベントス。線が太く感じるのはユベントスだ。アヤックスは線が細い。華奢な印象を受けるが、それは言い換えれば、繊細か否かの違いでもあった。どこかで見たような常識的なサッカーに終始したユベントスに対し、アヤックスは新鮮だった。これまでに見たことがないようなアイデア溢れるクリエイティブな攻撃を展開。試合を押し気味に進めた。

 第1戦もそうだったが、決定力に乏しいサッカーではある。後半17分、左サイドのダビド・ネレスから大きく右サイドに展開されたボールを受けたジエクが、シュートを打てる体勢にあったのにパスを選択したシーンなどは、その典型的なシーンになる。
 しかし、それはこだわりのある攻撃にも見えた。こういうプレーを繰り返していると、ユベントスにやられてしまうぞと、悪い予感が走ることはなかった。むしろ余裕、自信の表われと解釈する方が自然で、そこにつけ込もうとする、強かった頃のイタリアらしさをユベントスに見ることはできなかった。

 ユベントスが勝利するためには2点が必要になる決勝ゴール兼ダメ押しゴールが生まれたのは後半22分。シェーネの蹴ったCKを、19歳のオランダ代表CB、マタイス・デ・リフトが反応した。

関連記事(外部サイト)