日産の復活とレクサスの苦戦。スーパーGT開幕戦で見えた勢力図



 全15台から8台に絞られる予選Q1で際立つ速さを見せたのは、昨年まで苦戦を強いられていた日産勢。テストから好調を維持しているナンバー12・カルソニックIMPUL GT-Rのジェームス・ロシターが1分17秒103を記録すると、ナンバー23のMOTUL AUTECH GT-Rとナンバー24のリアライズコーポレーションADVAN GT-Rも好タイムをマークし、日産勢がトップ3を独占したのだ。

 Q2では「ホンダも負けじ」と1号車の山本尚貴が1分16秒950を叩き出すが、それをまたしても日産勢が上回る。とくに23号車のロニー・クインタレッリは、従来のコースレコードを1.5秒も上回る1分16秒602という驚異的なタイムをマーク。12号車の佐々木大樹もそれに続き、日産勢がフロントローを独占した。
 予選後、マシンを降りたクインタレッリは喜びを爆発させることもなく、好タイムを出せた理由を冷静にこう語った。

「レギュレーションで変更できる部分は限られているので、クルマの開発が大きく変わったわけではないです。ただ、空力面はよくなりました。昨年まではどのコースでもアンダーステアに悩まされていましたが、それも解消されました」

 日産勢が復活の兆しを見せたのとは対照的に、予選で下位に沈んでしまったのがレクサス勢だ。

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