34歳でも衰えぬ「小さな暗殺者」。ラグビーW杯に向けて調子も上々

34歳でも衰えぬ「小さな暗殺者」。ラグビーW杯に向けて調子も上々

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4月19日、スーパーラグビー第10節が行なわれ、サンウルブズは東京・秩父宮ラグビー場に2016年の王者であるニュージーランドの強豪ハリケーンズを迎えた。
 今年3月末、2020年のシーズンを最後にサンウルブズがスーパーラグビーから除外されることが発表された。スーパーラグビーを統括する「サンザー(SANZAAR)」対して、日本人選手たちは「サンウルブズの強さを見せたい」「外したことを後悔させたい」という強い気持ちで臨んだ。

今季パナソニックからキヤノンへ移籍した田中史朗

 そのなかでも、とくに責任感を人一倍、露わにした男がいる。
「子どもたちの夢や希望になれば新しい世界も開けていくので、できるかぎり僕たちがそういうものを見せてあげたかった。子どもたちに世界の扉を閉ざしてしまって本当に申し訳ない。ファンの皆様にも申し訳ないですし、自分たちも本当に残念」
 2013年に日本人選手初のスーパーラグビー選手となったSH(スクラムハーフ)の田中史朗だ。
 スーパーラグビー参入4年目にして初の金曜ナイター試合ということもあり、秩父宮には今季最多1万6805人ものファンが集った。「グラウンドに入った時、すごく多くの方が見に来てくださっていたので、本当にうれしかった」。いつもより気合いが入ったと、田中は言う。
「フミ」の愛称でファンから親しまれている田中は、21番をつけて控えメンバーとしてベンチスタート。

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