現在会社員の「黄金世代」。氏家英行の野望とチームメイトへの思い

でも、チームに入れてあげたわけじゃなく、草津には永井雄一郎が必要だから来てもらったんです。


 最初、他の選手たちから(永井は)『怖い』と言われていた。そのとき、彼らには『永井は実績があるし、威圧感もあるけど、ビビってどうする。経験がある選手なんだから、いろいろと話を聞くべきだし、そのうえでライバルとして勝負して(永井に)勝たないといけない』という話をしました。

 実際、雄一郎はリーダーシップを執ってチームを引っ張り、若い選手たちに大きな影響を与えてくれた。16年ぶりに一緒に戦えて、俺はうれしかったですね」

 2016年7月にはゼネラルマネジャー補佐になり、チームのマネジメントにも参画した氏家。2018年1月、同職を退任し、現在は群馬県前橋市内に本社がある、福祉用具のレンタル・販売をしているソネット(株)に勤務している。

「Jリーグの舞台から去ったのは、中途半端なポジションでは仕事をやりたくないと思ったからです。草津では中間管理職みたいな役割で、クラブや上からの要求などを選手たちに伝えるだけ。そうじゃなくて、自ら結果を求められ、自分で責任を取れるポジション、たとえば監督とか、GMとか、そういう仕事をしたいと思ったんです。

 そのために一度、Jリーグから抜けて、まずはS級のライセンスを取ろうと。

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