ケガ人続出で竜頭蛇尾。絶対王者・パリがハマった「落とし穴」

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リーグアン第33節。15時キックオフで行なわれたトゥールーズ対リールの試合がゴールレスドローに終わった瞬間、今シーズンのフランス国内チャンピオンが決定した。もちろん優勝したのは、その4時間後にホーム、パルク・デ・プランスにモナコを迎えた絶対王者パリ・サンジェルマン(パリ)である。

シーズン終盤も好調を維持しているムバッペ

 しかし2年連続通算8度目のリーグタイトルは、長いシーズンのハードワークの末に勝者だけが味わえる美酒としては、実に微妙な味わいになった。
 そもそも、パリが最初に優勝に王手をかけたのは第31節のストラスブール戦だった。ところが、勝てば優勝が決まるという条件下で、不覚にもホームの大観衆の前でスモールクラブ相手に2−2のドロー。
 さらに翌週の2位リール戦では、前半36分にフアン・ベルナトが退場したことも影響し、5−1という歴史的大敗を喫して優勝が持ち越しになっている。
 その3日後、3度目の正直で臨んだはずの延期試合でも、指揮官ヴァヒド・ハリルホジッチが家庭の事情で試合を欠席したナントに対して、3−2の敗戦。どちらもアウェーとはいえ、リーグ戦で連敗を記録したのは2011年11月以来の失態だった。
 もっとも、国内では無敵を誇るはずのパリがこのような事態に陥った最大の要因は、大事なシーズン終盤戦にきて故障者が続出したことにある。

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