「東海の異端児」木村理来が駅伝参戦に意欲 ラストシーズンで気持ちに変化

「東海の異端児」木村理来が駅伝参戦に意欲 ラストシーズンで気持ちに変化

記事まとめ

  • 「東海の異端児」と呼ばれる東海大学4年の木村理来は、大学3大駅伝を走ったことがない
  • 木村は、そもそもそのメンバー入りを争う舞台にさえ上がってこなかったという
  • 木村の得意の種目は1500mで「よく長距離じゃないよねって言われます」と苦笑する

ラストシーズンで気持ちに変化。「東海の異端児」が駅伝参戦に意欲


「この時も、最初は真ん中からうしろあたりを走っていたんですけど、攻め切れなくて。練習ではまあまあ詰めていたんですが、レースにうまく合わせられないというか。今日は日大対抗戦の時よりかはよかったですけど、なんかなぁ……って感じですね」
 思ったような走りができていない現状に表情が曇る。対抗戦の1500mでは1年生の飯澤千翔(いざわ・かずと)に負け、館澤も2位に終わった。木村は3位になったことよりも、館澤が飯澤に負けたことに驚いたという。
「飯澤は正直めっちゃ強いですね。あいつは、館澤と同じでラストスパートのキレがすごくいいんですよ。なんかグングン伸びていくというか、スピード感がすごい。館澤は相当悔しがっていましたね。GGN(ゴールデンゲームズinのべおか/5月4日開催)で館澤・飯澤と走るんで、そこであいつ(飯澤)の鼻を1回へし折ってやろうかなって思っています(笑)」
 新しいライバルの出現に刺激を受けているが、木村にとっては同期の館澤は仲間であり、永遠のライバルでもある。合宿でも一緒に練習することが多く、ウエイトもふたりはかなり前から積極的に取り組み、部内では1、2位を争うほど筋肉がついた。実際、ふたりを見ていると長距離選手の体つきではない。そうして、ここまで切磋琢磨してきたふたりだが、木村はまだ一度もレースで館澤に勝ったことがない。

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