山本昌のレジェンド解説。センバツで輝いた好投手8人+佐々木朗希

腕の使い方やボールの角度は、まるで岩瀬仁紀(元中日)のよう。ストレートはよく走るし、スライダーにもキレがあるのは大きな武器になるでしょう。ただ、センバツでは明豊(大分)打線にノックアウトされたように、好不調の波があります。フォーム自体に暴れるところがあるので、制球を乱してしまうようですね。気になるのは、軸足である左足のヒザがすぐに折れて体重移動に入ること。これではボールに角度が出ませんし、縦系の変化球を投げるのは難しいでしょう。体重移動をしながら自然に沈んでいく形を覚えたいところです。プロで活躍するには、もう少し角度と試合で頼れる球種を増やしたいですね。

センバツでは全試合リリーフで登板し、チームの準優勝に貢献した習志野・飯塚脩人

飯塚脩人(習志野/181cm・78kg/右投左打)
 センバツではロングリリーフでチームを準優勝に導きましたが、楽しみな素材です。上背はあるし、ゆったりしたフォームで上からボールを叩ける。角度がある上に縦系の変化球が投げやすいフォームです。ストレートの最速は148キロと、スピードがあるのも魅力です。惜しいのは、リリースの際に顔がわずかに一塁側にズレること。この動きに伴って左肩も開きが早くなるので、動きが噛み合わないとストレートのシュート回転が強くなってしまうんです。シュート回転を減らすには、少し顔のズレを気にしてみるといいかもしれません。

関連記事(外部サイト)