山本昌のレジェンド解説。センバツで輝いた好投手8人+佐々木朗希

上背があるだけでなく、真上から振り下ろすダイナミックなフォーム。ボールがよく走るし、見ていて気持ちがいい球筋です。こういう投げ方の投手は縦の変化球がよく落ちます。ひとつ気をつけてほしいのは、顔が「ライン」から外れることがあること。私はピッチャーが投げるときに使う空間の幅のことを「ライン」と呼んでいるのですが、投手はこのラインの中で動作を収めて投げるのが基本だと考えています。大畑くんの場合は、頭がラインからズレるときがあるんです。ホームベースへ真っすぐ向かえるようになれば、もっと安定したピッチングができるようになるはずです。

センバツで147キロをマークした明石商の2年生エース・中森俊介

中森俊介(明石商2年/182cm・83kg/右投左打)
 2年生にして150キロ近いボールを投げられるのですから、素晴らしいものを持っている証拠です。体が大きい上に、ホームベースに向かっていくフォームがいい。3年生になるにつれて、さらに体が強くなってくればどこまで伸びるのか……と希望がふくらみます。投球センスもいいですからね。ひとつ気になるのは、腕をヒョイと上げるテイクバック。このリズム感が彼の特徴であり、自分の体に合っているのかもしれません。でも、もう少しのびのびと、大きく腕が振れるようになるともっとボールが走るようになるでしょう。

関連記事(外部サイト)