「ニュータイプ」メッシはバルサをCL優勝に導くか?

小澤さんが言うように、ユナイテッドはその時点でできることをすべて出せていたと思います。ただ、それでもバルサには及ばなかった。そういう意味では、あの試合のパフォーマンスが現在のユナイテッドのマックス値だった、ということにもなりますが。
倉敷 バルサは優勝争いを演じていたライバル、アトレティコ・マドリー戦の直後でしたから体力的、精神的な消耗もあったはずです。
小澤 逆にユナイテッドはスケジュール的に余裕があるなかで戦えたので、コンディションはよかったと思います。ただ、これはエルネスト・バルベルデ監督も含めてのことですが、やっぱりバルセロナの選手は、相手のシステムやポジショニング、戦い方などを試合のなかで見極めるのがすごく早い。その象徴的選手が、セルヒオ・ブスケッツやイヴァン・ラキティッチだと思います。
 まずは相手の配置と出方を見たうえで、この試合ではどの辺にスペースが空きそうか、どの位置でビルドアップの起点を作れるか、そういった肝の部分を2人が素早く見極めていることが、今回の第1戦、第2戦を現地で明確に見て取ることができました。
 たとえば、ユナイテッドはポール・ポグバが自分のタイミングで前に出て行くので、彼の背後にスペースが生まれる傾向がありましたが、2戦共にバルサの選手はそれを見つけると、すぐにポグバの背後を狙い始めていました。
倉敷 第1戦では見えにくかったディテールの差も第2戦でははっきりと露呈しました。

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