イニエスタ不在の神戸、5連敗。「バルサ」が影を潜めて先は見えず

神戸も前線の深い位置までボールを運び、ビジャがシュートを打つシーンがあったものの、なかなか攻撃の形が作れない。前半は0−0のまま、神戸が何とかしのぎ切った。

 後半に入ると、神戸は山口が最終ラインに降りてボールをさばき、右に張っていた古橋をトップ下に置きバランスを整える。すると後半17分、西大伍がペナルティ・エリア内で倒されPKを獲得し、これをビジャが決めて先制する。

 しかし札幌も後半23分、右サイドで得たフリーキックから、クリアボールが浮いたところを進藤亮佑がオーバーヘッドで決めて同点に。さらに7分後の後半30分には、鈴木がヘッドで叩き込み逆転に成功した。

 その後、神戸はビジャに代えてウェリントンを投入。高さで勝負に出る。終盤には分厚い攻撃を見せるが、試合はそのまま2−1で札幌が勝利を飾った。札幌はJ1でクラブ初の4連勝。一方の神戸は泥沼の5連敗となった。
 神戸の吉田孝行監督は試合前、イニエスタ、ポドルスキの欠場について「彼らがいるといないでは、違うサッカーになる」と言っていた。そのとおり、”バルサ風のサッカー”は影を潜めた。

 では、それはどのようなサッカーだったのか。前線に4枚を張らせたが、前線とボランチの距離が長すぎてパスが出しづらく、前線の選手もボールを引き出せなかった。

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