番記者が振り返る羽生結弦の五輪連覇。あらためて感じた王者の強さ

番記者が振り返る羽生結弦の五輪連覇。あらためて感じた王者の強さ

番記者が振り返る羽生結弦の五輪連覇。あらためて感じた王者の強さの画像

平成スポーツ名場面PLAYBACK〜マイ・ベストシーン【2018年2月 平昌オリンピック】
歓喜、驚愕、落胆、失意、怒号、狂乱、感動……。いいことも悪いことも、さまざまな出来事があった平成のスポーツシーン。現場で取材をしたライター、ジャーナリストが、いまも強烈に印象に残っている名場面を振り返る──。今回は、羽生結弦の取材を続けるベテランライターが、平昌五輪の金メダルまでの道のりをあらためて見つめなおした。
 2018年2月の平昌五輪男子フィギュアスケートで、66年ぶりの連覇を達成した羽生結弦。それは、冷静な計算があったうえで手にすることができた勝利だった。羽生自身はこう語っている。
「平昌で勝つというのは、自分の中では決定事項でした。14年ソチ五輪の時も勝たなきゃいけないと思っていましたけど、あの時は通過点で、『ここで金を獲って、次にもう1個獲ればいい』と思っていました。今回は最後の”もう1個”でしたし、僕にとっては一番大きな目標だった。それが目の前にあって、本当につかみ切れるかというところだったので、やっぱり手が震えるような心境でした」

平昌五輪はケガから復帰してぶっつけ本番だった羽生結弦

 この五輪シーズンに入る前のオフ、羽生は久しぶりに順調に過ごし、勝負のプログラムを『バラード第1番ト短調』と『SEIMEI』に決めた。

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