【木村和久連載】ゴルフを盛り上げるスパイス。最近のプレーヤーは?

そして、その世代の半分以上がすでにリタイヤしていますから、今のゴルフが健全化の方向に向かっていることは確かです。

(3)悔しさの消滅
 戦後に築かれた、飢えからの脱出、あるいはスポ根マンガの根性社会、そういうのが今は流行らない。

 かつて、大学のゴルフ部やプロを目指す研修生は、必ずニギリをさせられて、勝負に勝つ意識を培ってきました。それは、金額の大小ではなく、勝負事における”スパイス”です。

 でも、他のスポーツではニギらないで、世界の舞台で戦っている人はたくさんいます。というか、ほとんどのスポーツはそうでしょう。

 となると、スポーツとして、闘争心の”スパイス”をニギリに求めるのはどうなのか? それは、もはや時代遅れです。ニギリをやるなら、メンタルアドバイザーを選手につける。今は、そういう時代かもしれません。

(4)ゲームとしての終焉
 ゴルフは非常にメンタルなスポーツで、心・技・体のすべてが試されます。けど、ゲームとして楽しむのは、テレビで試合を見る時だけ。コンペでは、多くが新ぺリアですから、腕前はさほど関係ありませんからね。

 よって、勝ち負けのあるゲームとして、ゴルフを楽しまない世代が増えています。

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