高津臣吾が松井秀喜に打たれた初本塁打「仕方なく投げた直球だった」

ジャイアンツの松井秀喜選手にプロ初ホームランを喫した5月2日は、同時に高津さんにとって「プロ初セーブ」の日となりました。
高津 この場面は「松井はインコースを打てるのか?」を探る意味と、「僕のストレートが18歳の高卒ルーキーに通用するのか?」を探る意味があったと、あとで聞きました。でも、当時の僕はそんなことは知らなかったので、「ストレートを投げろ」という古田さんのサインに何度も首を横に振ったんですけど、一向にサインが変わらず、仕方なく投げたストレートを打たれました。あの場面は、変化球なら抑えられる自信があったんですけどね(笑)。
――1993年の飛躍の要因として、遅いシンカーを習得したことが大きかったそうですね。
高津 1992年の日本シリーズで、西武の潮ア(哲也)が投げている球速100キロ台のシンカーを見た野村(克也)監督に、「お前、あのボールを真似できないか?」と言われました。シリーズで、(ジャック・)ハウエルとか、秦(真司)さんとか、荒井(幸雄)さんとか、うちの左バッターがことごとく打ち取られている姿を見て、「お前がプロで生きていきたいのなら、あのボールを習得しなければダメだ」と言われました。
――高津さんと潮崎投手は、誕生日も一日違いの「同級生」です。アマチュア時代にはまったく接点はなかったそうですね。
高津 高校時代は彼のことはまったく知りませんでした。

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