「バルサの化身」。現役を引退するシャビが目指す監督像とは?

「バルサの化身」。現役を引退するシャビが目指す監督像とは?

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「僕らは勇敢でなければならない。たった一度のミスでボールを奪われ、失点する危険はある。ミスを誘った方が、勝負の効率がいいのもわかっている。それでも、怯んではならない。なぜなら、それがバルサの伝統だから」

 大きな目をクリクリとさせ、瞳を潤ませながら、シャビ・エルナンデスは熱っぽく語っていた。10年以上前のインタビュー。その声は朗らかで人懐こかったが、バルセロナの哲学を語るときの口調は確信に満ちたものだった。

 彼自身が”バルサの化身”であるかのような錯覚を受けた。

 そのシャビ(39歳)が先日、現役引退を表明した。カタールのアル・サッドでプレーして4年目。5月20日のアジアチャンピオンズリーグ、グループステージ最終節、ペルセポリスとのアウェー戦が最後の試合になると言われている。6月からはスペインに帰国し、マドリードで指導者講習を受け、ライセンスを取得して監督業をスタート。まず1年間は、カタールで指導者として活動する予定だという。


アル・サッド(カタール)に所属、現役引退を表明したシャビ・エルナンデス

 シャビとは何者で、どこへ向かうのだろうか?

 シャビはバルサにおいて、リーガ・エスパニョーラだけでも505試合に出場している。

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