PL学園伝説のコーチが明かす「控えの主将だった平石洋介の覚悟」

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連載第2回 新リーダー論〜青年監督が目指す究極の組織
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 大阪の藤井寺駅からほど近い藤井寺一番街商店街のアーケードを少し歩くと、「ふじ清」という寿司店がある。業態はテイクアウト中心ではあるが、少数ながらカウンター席も用意されている。

「東京からですか。わざわざすんません」

 店主の清水孝悦(たかよし)が労ってくれる。「まいど」「いつもおおきに」。常連客と雑談を交わしながらも、手を休めず寿司を握る。

「これ、うちの自慢なんですわ」

 そう言って出してくれた一皿は、ふじ清の人気メニュー「山菜巻き」だった。接客が一段落すると、清水があがりも用意してくれる。そして、カウンター席に腰を下ろし、嬉しそうに教えてくれた。

「平石も好きなんですわ、山菜巻き。うちに来たら必ず食べてくれます」


高校時代は名門・PL学園の主将として2度甲子園に出場した楽天・平石監督(写真右)

 清水は楽天の平石洋介監督の大先輩にあたり、恩師でもある。

 自らもPL学園の出身。1984年には、主将として当時2年生の桑田真澄、清原和博の「KKコンビ」らメンバーを牽引して春夏連続で甲子園に出場し、ともに準優勝を果たしている。

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