トップ走行割合、実に70%。マルケスの神がかった速さにライバル脱帽

トップ走行割合、実に70%。マルケスの神がかった速さにライバル脱帽

トップ走行割合、実に70%。マルケスの神がかった速さにライバル脱帽の画像

スポーツの世界では、最後の最後はもう神の力に頼るしかない、と考える人がいるものだ。マルク・マルケス(レプソル・ホンダ・チーム)のライバルたちが日曜の午後に天を仰いで神の力添えを祈らざるをえない、という事態に陥ったのは、なにも今回が初めてではない。この7週間では3度目のことなのだが、やはり今回も、天は何も応えてはくれなかった。


第5戦・フランスGPでも圧倒的な強さでレースを制したマルク・マルケス

 王者に最後までなんとか食らいついていたのは、ジャック・ミラー(プラマック・レーシング)だ。8周目以降は両者の距離が一方的に開いてゆき、ミラーはすがりついた藁(わら)を掴んだまま取り残される格好になった。

「何度か8コーナーでマルクがワイド気味にはらむのが見えたときは、何か起こってくれと祈っていたよ」とミラーは振り返った。「それ以外に彼を捕まえることなんて、できそうもなかったからね」

 力及ばず終わったのは、なにもミラーひとりではない。アンドレア・ドヴィツィオーゾ(ドゥカティ・チーム)はレース後のプレスカンファレンスで、「(マルケスに対抗するためには)何か見つけなければいけない」と憮然とした表情で話した。

 この言葉もまた、マルケスがどんどん不可蝕領域へ遠ざかっていることをよく示している。

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